老人ホームの選び方とホームページの見方
※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しています
老人ホームを選ぶときのポイントはいろいろありますが、大切なのは受けられる介護サービスの内容や費用などです。
入居を希望される方の現在の健康状態によっても、適切な介護施設は違ってきます。
介護度が高く、費用を抑えられ、いつまでも住み続けられる終身制のところをご希望でしたら、公的機関が運営する特別養護老人ホーム(特養)です。
特別養護老人ホームはとても人気が高いので、100人待ちというところも珍しくないため、申し込んでから数年待つということも考えられます。
民間企業が運営する有料老人ホームは3種類あるのですが、24時間体制の介護サポートが必要な方には、介護付有料老人ホームです。
まだ要介護度が高いわけではないということでしたら、住宅型有料老人ホームです。
介護付は入居者が自由に外出することができませんが、住宅型は自由です。
老人ホームは、それぞれに違った特徴や強みを持っている
24時間体制でなにかあればすぐに対応してくれるところ、日中しか介護・看護スタッフが施設内にいないところ、糖尿病や高血圧症、腎臓病など食事を提供してくれるところ、リハビリに力を入れているところなど。
入居時の健康状態に対応してくれる設備や介護サービスを提供してくれるかを、確認することが必要です。
老人ホームでなくても、サービス付き高齢者向け住宅などという選択肢もあります。
・ライフスタイルに合った施設を選ぼう
これから生活をする場所ですから、ライフスタイルなどに合っていることも大切なポイントです。
部屋が個室か相部屋か、室内に浴室やシャワー、トイレがあるか、プライバシーは尊重されているかなどは、住み心地に直接影響してきます。
趣味を持ちたい、楽しいことが好きという方は、レクリエーションが充実した老人ホームがいいのではないでしょうか。
いつまでもどんどん積極的に出掛けたいという方は、自由に外出できる老人ホームがいいですね。
・費用について
初期費用として最初に支払う入居一時金、月額費用などについて、入居契約書や重要事項説明書、管理規定、施設が提供するサービスの一覧表に目を通してください。
入居一時金の償却期間、退去するときは戻ってくるのかなどを確認しておきましょう。
もし、自宅に戻ったり他の老人ホームに引っ越すことになった場合、原状回復の費用負担はどのようにかかるか確かめておくことが重要です。
原状回復の費用は、例えばフローリングに傷がついたり、壁紙が汚れたなどという場合、どの程度までが入居者の負担になるのか、判断があいまいになりがちです。
トラブルになりやすく、消費生活センターへも多くの相談が寄せられているということです。
老人ホームのホームページだけではわからない?老人ホームの選び方
最近はどこの老人ホームもホームページがあるので老人ホーム選びも以前より比較しやすくなっています。
老人ホームのホームページには基本的な情報が多く書かれており、利便性や交通アクセスなどを選ぶ際には非常に大事なポイントですね。
ただ、老人ホームといっても有料老人ホームや軽費老人ホーム、ケアハウスなど様々な老人ホームの種類があります。
普通の人はこれの違いやどこが自分や家族が入居する場合にいいのかわかりにくいという人も多いと思います。
また、どこの老人ホームも入居してほしいという場合が多くデメリットについては書かれてない場合も多いことがあるのでここでは老人ホームの選び方について書いてみます。
老人ホームは何を基準に選べばいい?
老人ホームを選ぶ基準として、まず最初に考えなければいけないのが経済的な面です。そして職員の表情や態度なども観察できます。
・月額使用料だけではない費用
ほとんどの人は老人ホームを利用する際、人生の最後までそこにとどまることを計算しているはずです。
しかし、入居一時金や月額利用料の支払いが滞ってしまい、退所しなければいけないということが生じると大変です。
実際に、支払のトラブルによって老人ホーム側とうまくいかなくなるということが多いです。
お金が関係してくると、すべて綺麗事ではいかなくなりますので、月額利用料以外に医療費やレクリエーションのための費用がかからないか確認しておくことが大切です。
・職員の扱いは入所者への扱いと比例する
老人ホームに見学に行くチャンスがあれば、実際に介護している人の表情や、態度をよく観察してみましょう。
働く側の視点としてみると表面的に笑顔でもきびきびしてるか?ちゃんと細かい気遣いができてるかなどいろいろなことがわかります。
あまりにもやる気がない職員が多かったり、笑顔に覇気がない場合は、施設側が職員へのサポートしっかりしていない場合が多いです。
そうなると職員のストレスが入所者へ向いてしまいますので、虐待などへと発展する可能性があります。
観察の仕方にも工夫が必要ですが、こちらから質問するなどして、直接スタッフとコミュニケーションをとってみるのも良いでしょう。
もちろん普通の人にはわからないことも多いのですが、わかりやすいのはいろいろな老人ホームを見学してみることです。
老人ホームはホームによってかなり雰囲気が変わることがあるのでいろいろな老人ホームを回ってみましょう。
例えばイベントが多い、入居者の写真がたくさん飾ってある、入居者の表情が明るい、落ち着いてるなどの老人ホームは比較的安心と言えます。
一方あまりよくない老人ホームの場合入居者の表情が疲れてる場合があります。